クレナフィンで治療を1年間した結果
クレナフィンで爪水虫の治療を開始して1年が経った。今回は、皮膚科へ顕微鏡検査を受けに行く。爪の内部に水虫菌(真菌)がいるかいないかを確認するためだ。爪水虫の塗り薬「クレナフィン」の処方には、この顕微鏡での真菌検査が必要である。今回の検査は、1年間治療を続けて、爪がどうなっていか、を確認するためである。
初診の時と同様、皮膚科で顕微鏡検査を行う前の1週間〜10日は薬の塗布は禁止。薬を塗った状態だと顕微鏡で真菌(水虫菌)が正しく検出できない、ということなので、今回も皮膚科に行く1週間前にはクレナフィンの塗布はやめていた。
右足 爪水虫治療開始から352日経過 顕微鏡検査を実施した時の状態 |
この写真の状態で皮膚科に行った。
爪の色と厚みから、まだ完治しておらず、顕微鏡で真菌が確認されて、もうしばらくクレナフィンでの治療を続けましょう、という結果になるだろうと予測していた。
爪の色と厚みから、まだ完治しておらず、顕微鏡で真菌が確認されて、もうしばらくクレナフィンでの治療を続けましょう、という結果になるだろうと予測していた。
まずは、先生に爪の状態を見せた所
先生「あーキレイになったね。薬はいつから塗ってない?」
私「(え、これでキレイというのか!?)ちょうど1週間は塗ってません」
先生「(カルテ見ながら)ちょうど治療開始して1年か。では、顕微鏡で見てみましょうか」
私「え!?治ったってこと?」
先生「爪水虫は治ってます。小指の形、爪の外側の先端の色が濃いことから靴で外側から圧迫されて爪が厚くなって変色しているものだと思う」
私「え!?爪の奥深くにも菌がいないってこと?」
先生「少なくとも表面にはいなかったので、いない可能性が高い。爪の状態もキレイに見えるし。爪を圧迫しないように気をつけてしばらく様子を見ましょうか」
その後、足に合う靴ってオーダーメイドで作らないと手に入らないのよ、などとオーダーメイドができるという靴屋さんのお店の情報をもらった。
その他には、クロックスなどのサンダルなども、足が前に動きやすく、よくない、とか。スポーツをするとどうしても爪や足の形は変形しやすい、スポーツ選手の足・爪はかなり変形している、などの話を聞いた。
検査結果を受けて
なんと、まだ治っていないと思っていたが、この日の検査結果では、治っているという。喜ばしいんだけど、ホントに!?という思いの方が強かった。
この結果を受けて、自分で以下のように考えてみた。
右足の小指の爪
- 爪水虫で爪が厚くなった
- そのせいでより爪が圧迫されて変形しだした
- 爪の変形がすすんで厚くなった
つまり、爪水虫がきっかけで、爪が厚くなる症状・肥厚爪(ひこうそう)もしくは、爪甲鉤彎症(そうこうこうわんしょう)と言われている状態にもなり、両方の症状が爪にでていたため、より重症の爪水虫のように見えていたもの、と推測する。
治療開始当時 右足小指の爪 |
一方の左足の小指の爪
- 爪水虫のみ
こちらは、肥厚爪にはなっておらず爪水虫だけであったため、右足の小指の爪に比べ、軽い症状に見えた、と。クレナフィンを塗ってしばらくしてピンク色の爪になったのも肥厚爪になっていなかったから、ということか。
治療開始当時 左足小指の爪 |
こう考えると、右足の小指の方が太く変形して見えるのも、今みると圧迫が原因だったのかな、という気もしてくる。治療開始前の右足は、すぐ爪が厚くなっていくので、定期的に削り取るように爪を切らないと痛くなっていたなぁ、(今はまったくそんなことはない)というのを思い出した。
肥厚爪・爪甲鉤彎症とは
靴による圧迫などにより、爪が指に沿って伸びずに、横筋が入りながら厚み方向に肥大して硬くなっていく症状。これがきっかけで爪水虫になる、ということもあるらしい。右足小指の爪 治療開始から358日目 |
風呂上がりにペン型ライトで光を当てながら写真を撮ってみた。肥厚爪にみられるような横筋らしきものが、外側に見られることからも、肥厚爪の状態なのか、と確信に変わってきた。
とにかく、今日の検査結果で、爪水虫が治ったことが判明したので、本ブログのメインテーマである「爪水虫の1年間の治療の振り返りは別途まとめるとしよう。
ただ、今の爪の状態は爪水虫がきっかけで「肥厚爪」になっているものと思われる。
この後は、この肥厚爪の状態から健康的なピンク色の爪にまで持っていくか、という観点で引き続き経過観察していきたい。あくまでも爪を完治させるべく目指す所は、他の指のようなピンク色のキレイな爪の状態だ。
0 件のコメント:
コメントを投稿